2013年09月14日

バフェットとソロス勝利の投資学【アルゴについても考える】



8月末に読了。非常に勉強になりました。
本題:The Winning Investment Habits of Warren Buffet & George soros

「バフェットとソロス勝利の習慣」の方がピッタリ。

有名な二人で、投資手法は対称的だが、共通する習慣がある。
それは成功するために必須の習慣ではないか?というのが著者の主張。
著者サイト
http://marktier.com/Main/index.php

2部構成で
1部では二人の投資哲学は?その習慣はどういうものか。
2部ではその習慣をどのように身につけるか。

著者は投資7つの大罪として
1.予測しなければならない
2.導師信仰(相場の神様探し)
3.インサイダーが儲ける
4.分散投資が良い
5.大きなリターンには大きなリスクを取る覚悟が必要
6.システム信仰 誰でも儲かるシステムやテクニカル指標がある。
7.信じている 自分が正しいことを市場が証明してくれる

を挙げている。
私の経験で
1.予測があたっても儲からないと言うのは経験している。適切なポジション量とタイミングでないと、ロウソクが消える瞬間明るく輝いた時に資金を飛ばしてしまう。
4.分散投資で注意が散漫になった。
5.小さなリスクで大きいリターンが、本当にお金が落ちてるのが市場とはよく感じる。儲からないポジションほど長く持つ。
7.1.と相乗効果でそれが当然と思えてくる危険。しかし市場参加者の総意がプライス。

こういう本で復習や再確認は大事だと思った。そういう意味で熟練者にも勧められる。

バフェットやソロスの成長の変遷も書かれていて、
私も含め、大志を抱くトレーダーにとっては勇気が湧く。

特にソロスが、哲学の世界で身を立てたかったが、それを投機の世界に見出した。
自分の仮説を証明するのがトレードだというところは正直興奮で身体が震えた。
しかも「再帰性」という概念で市場から莫大な利益をあげていた事実に。
自分の理論と思ってたものを分野は違うとはいえ、先駆者が居たとは。
とても身近に感じた。そんな人間は5万といるのだろうが。

なかなか、哲学が生きることがないのだが、先達が、それも1代で成し遂げた偉大なる先輩がいることに。
昔、ソロスの本を1冊呼んだが、自分には使えないという事で止めたが、もう一度読む価値はあるかもしれないと思った。
色んな社会経験で見えてきた世界も有る。

実際にソロスの手法が書かれていて、
まず仮説を立て、小さいポジションを取る。
あえて、逆のポジションでもいい。
そこから、自分の仮説が正しいか検証しつつ、
正しい場合は思うポジションを詰みましていく。
間違った場合はすぐ撤退する。

これは非常に有用だ。
為替で私がよく失敗するトレードを改善させるかもしれない。
売りまして、反発、含み益より多い損出して撤退etc

著者のサイトの適正テストではトレーダーだった。(アナリスト、アクチュアリー)
過去記事Investors Personality Profile Report

私の哲学も「相対性における成長」がテーマなので、やはり投機が主軸なのだと思う。
虚無感に陥らない無常観。そういう処し方。
学問というものは毒にも薬にもなる。
誰でも安全なんて生易しいものではない。
生兵法は怪我の元とはよく言ったもので、ほんとうの意味で神を愛するのは、踏み込みが必要であるということ。
無敵とは誰にも負けないということではなく、争わない的な。
かと言って売られた喧嘩を買わないのではなく、喧嘩を売られない、隙を作らない、無意識でそういうポジションを取るということ。
(決して憲法9条にすがり、祈る事ではない)
相手が切ろうと踏み込んだ時には、相手の首元に匕首が待っているようなイメージを相手に渡す。

自意識のコントロールから始まり、他者の意識を誘導すること。

合気道の達人の技と一緒かもしれない。他力を使って自他が良くなる方法の模索。
悪意を持った他力を相手に返し、相手に悟らせる技術etc。

とチョット私の世界の話になったが。
トレードは金儲けでなく、自分の知的好奇心の証明なのだ。
赤字はすなわち、間違っているということ。
極めてシンプル。
喧嘩して勝って、自分の正当性を証明してもあまり意味が無いが、市場は勝ったらご褒美を与えてくれる。

この本で力説されてるのは、訓練された習慣すなわち無意識の行動の積み重ねが、投資の成果を表しているということだ。

常に勝利の習慣が実行できているか?自問していきたい。

ちなみに読書メモ取るけれど、A4 二枚表裏取りました。

Rate:AAA 知ってる事でも復習する価値がある。
Target:全般 投資経験者のほうが効果高いように思います。

習慣や心理は人間特有のもので今日取り上げたような本が有用だが、一方で最近はアルゴリズムという
コンピュータによるトレードが大活躍しているようである。実際昔は手でついていけたのが、全くついていけないことがあった。
詳しく研究していないので詳細不明だが、私の目からすると何となく特定のロジックは見えている。
(見えたからといって勝てるわけでもない)
コレをカモに出来るかを考えるのは有益なのかもしれない。
逆に言えば、自分がカモにならないエントリーの仕方と言うこと。

まずは敵を知らないと。彼を知り己を知れば百戦して殆うからず。
動いている資金が大きくて早いから勝つのはなかなか苦しいのだけれども。
玉が大きくてさばくのは普通大変なはずだが、店玉かましての捌きとかやってる感じがする。
エキスパートシステムとしてロジック化は十分可能だからだ。

さらにまた、動揺しないのは強い。
一定の損で損切りを淡々とし、収益機会があれば淡々と仕掛け淡々と決済。
一定の値幅内で先に決済する?
相手は最適化してくる。

コンピューター将棋の中盤。
剣豪の極意のようなもので動かなくなる。
仕掛けたほうが損みたいな。

あまりにアルゴが徹底すると無風になると思う。(無いし、想像したくもないが)
もちろん株式市場や為替も実体経済が影響し、市場参加者はそれを材料にするから実際に動くのだろうが。

風力発電も極端に数が増えたら抵抗で風が吹かなくなる。ないし、他に風が流れ、影響を与える。
地球の規模が大きいから良いが。といいつつ
最近の事象からすると決して地球が大きいから大丈夫といえる時代では無くなってる。

原子力は地球が何個あっても足らない。

エネルギー保存の法則
因果応報である。

何らかの制約条件(ルール変更)が与えられた時にあるいは取り払われた時に、人間の適応力が勝ると考える。
アルゴも人の作りしものだけど、人の勝てるのはそこしかない。

だから教育も人としての優位点を磨くものでなければならないというのが私の考え。
と考えたら弱点は何となくわかってきた。継続的に考えていくこととしよう。
勝つために。








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posted by specu at 02:50| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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